ローズマリーはハーブの一種で、地中海沿岸地域を原産とする常緑低木です。料理にも使われるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
アロマテラピーでは、細い葉の部分から抽出して精油が作られます。
香りの特徴は、ハーブらしさを強く感じる、爽快さ。
ローズマリーは、脳に刺激を与え、シャキッとさせる作用があります。気分転換はもちろん、頭痛などの症状をやわらげるのにも使えますよ。
さらに、肌のたるみや、むくみ解消としても有効。
14世紀にハンガリー王妃がローズマリーを主成分とした化粧水を使い続けたところ、若々しさを取り戻したという話があるほどです。
このように、あらゆる器官を活性化させてリフレッシュできるのが魅力ですね。
基本情報
香りの系統 | ハーブ系 |
採油部位 | 葉 |
採油方法 | 水蒸気蒸留法 |
作用 | 強壮、去痰、血行促進、抗カタル、胆汁分泌促進、免疫調整 |
おもな成分 | 1,8シオネール、α-ピネン、β-ピネン、カンフェン、リモネン、β-カリオフィレン、カンファー、ベルベノン、ボルネオール、酢酸ボルニル |
揮発度 | トップノート~ミドルノート |
禁忌(使用上の注意) | 妊娠中・授乳中は使用を避ける。 |
相性のいい精油 | グレープフルーツ、シダーウッド、ゼラニウム、バジル・スイート、ペパーミント、レモングラス |
ライター:ちびわん