ティーツリーはオーストラリアの湿地帯に生息するフトモモ科の常緑樹です。
先住民のアボリジニは、お茶にしたり、葉をすりつぶして傷や感染症の治療をしたり、古くから「メディカルツリー」として愛用していました。
現在はその抗菌・抗ウイルス作用が風邪やインフルエンザなどの感染症の予防や、花粉症などのアレルギー症状の緩和にも効果があるとされ、注目されています。
香りはシャープで清涼感のあるグリーン調で、さっぱりとしたすがすがしい印象の香りです。
ティーツリーの香りには不安を落ち着け、心をクリアにリセットしたり、集中力を高める効能があります。
ティーツリー精油のなかには「シネオール」という刺激の強い成分を配合しているものがあります。
高濃度のシネオールは肌につけると赤みや湿疹の原因になる可能性があるため、注意が必要です。
原液の精油は刺激が強いので、肌につける場合は、植物油で希釈率1%以下の濃度に薄めて使います。
パッチテストを行い、肌に異常がないことを確認してから使用すると安心です。
| 香りの系統 | 【樹木系】シャープで清涼感のあるグリーン系 |
| 採油部分 | 葉 |
| 採油方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 作用 | 抗菌・抗ウイルス、抗真菌(水虫・カンジタ)抗炎症、免疫力サポート |
| 主な成分 | テルピネン4オール、γテルピネン |
| 揮発度 | トップノート |
| 禁忌 | 基本的に安全性は高いが、原液使用や高濃度使用は避ける。 |
| 相性のいい精油 | オレンジ、グレープフルーツ、レモンなどの爽やかでジューシーな柑橘系。ラベンダー、ローズマリー、ペパーミント、ユーカリ、ゼラニウムとのブレンドも相性がいい。 |
ライター:遠藤まゆみ
